世界

旅に出ることが大好き 心疾患持ち看護師

逞しく生きる

 

 


看護学生時代、
教科書をぱらぱら見ていると
疾患の原因や、悪化の因子には
結構な割合で
ストレスが登場してました。
巷でも、ストレスはよくない
ストレスを上手に解消しましょう
みたいな話はよく聞こえてきて。

 

ふーん。でも私には関係ないやあ〜
って思ってました。
マイナス思考人間なのですが、
自分の基本的な思考回路は
考えすぎて→どん底まで考えて
→あ、別にそんなに考えなくても。
→なんでこんな悩んでんだろ?
→まあいっか。
という感じで、
すごく時間がかかるけど結局、
なるようになるという結論で
解決できるようになったので
自分は意外とメンタル大丈夫
という自負がありました。

 

 

 

が。

 

 

 

先日、ストレスの最大限
というのを体験しました。
24年間生きてきて
いまのところ、あれが1番です。

 

 

 

そもそもの始まりは、
ちょうど1年くらい前から。

 

 

 

やたら息が切れて、疲れるようになり
まあそろそろそーゆー時期だし(10年)
とは考えてました。
それでも、大好きな旅行には行きたくて
無理矢理行って 笑
でも、だんだん休みの日に
出かけるのが(心臓的に)辛くなり
私にとっての
最大の楽しみがなくなってしまって
ストレスを吐きだす場所がなくなって
そんな時期に仕事は重くなっていって。
期外収縮は出続け、消化不良になり
喉の違和感、生理不順、空咳、、
といった不定愁訴がいくつも現れて
完全なるストレス人間に進化しました。

 

 

 

そして決定的なことが。

 

 

 

看護師をしていれば必ず
出会うことなんですが、初めて、
担当の患者さんとの別れを経験しました。

私は、母にいつも、仕事のことに限らず
何でも聞いてもらっていましたが
その子のことは口にするだけで悲しくて。
(この患者さんから学んだことは
たくさんありますがそれはまたどこかで。)

かわいいかわいい赤ちゃんが
亡くなったという事実。
何もできなかった自分。私なんかが
考えきれるものではないですが
ご両親の気持ちを考えると
涙が止まらずとても話ができないので
人にも話せない。
でも、そうやって溜め込むことで
ますます状況は悪くなり。

ふとした瞬間に涙が止まらなくなり
スイッチが入るとしばらく発作のように
泣き続けるという
完全なる情緒不安定人間に進化。
とくに寝る前が酷いので、
目にたこ焼きを乗せて仕事に行き
仕事中でも関係なく
涙が出るようになってしまいました。
見事にループに入ってしまった、、
でもこの時点では、明確には
何がどう関連してるのか
はっきりわからず

 

 

 

これはやばいなと思いました。
解決しなければ行くところまで
行ってしまうと思いました。
そこで私がやったことは、

 

 

 

①感情を解放、気が済むまで泣く
②どこからどこまでがループなのか分析
③人に苦しいのを聞いてもらう
不定愁訴には漢方を飲み
⑤ごはんは少しでも食べる(体力をつける)

 

 

 

で、根源の、

心臓の不調は、早々に
先生にどうにかしてもらおう。

 

 

 

と、まああたりまえなんですが
1つずつ解決するしかないんですよね。
聞いてくれるまわりの人たちの
ありがたみをひしひし感じます。
いまは、精神的にはとても
落ち着いています。

 

 

 

人間に生まれて、生きていると
色んなことがあって。それは
とてつもなく愛おしいことだけど
やっぱり苦しいこともあって。
その中でどうにか
生きていくしかないんですよね。
ストレス耐性を磨くというか。
逞ましく生きていきたいですね。

  

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 美術館の帰りになんか

フォトジェニックだったので。

(フォトジェニックって使い方合ってます?)