すてきなひとりぼっち
ひとりで旅に出る感情というのは、
なんか特別です。
期待と、不安と。
谷川俊太郎の詩に、
すてきなひとりぼっち
っていう詩があります。
少し抜粋。
だれも知らない道を通って
だれも知らない荒野にくれば
太陽だけが僕の友達
そうだ俺には俺しかいない
俺はすてきなひとりぼっち
谷川俊太郎の詩といえば、
国語の教科書に載っていた
カムチャッカの若者が、、から始まる
朝のリレーが大好きです。
当たり前みたいになってしまっているけど、
世界ってそうやって回っていくのかと
感動したことを覚えています。
朝のリレーをもう一度読みたくて、
本屋で立ち読みしていたとき
この詩を知って、大好きになりました。
去年の7月頃、4日の休みで
フライト時間片道約14時間の
プリンスエドワード島に行きました。
(赤毛のアンの舞台)
小学生の頃、アンみたいな
想像力豊かで夢を持った人に憧れて、
PEIの美しい自然を想像して、
アンが描く空想の世界に
惹かれたことを覚えてる。
アンが見た景色を、いつか
私も見てみたいって思った。
アンの家(とても混んでた😂)、
アンのお部屋、
恋人の小径
お化けの森(奥までは時間なくて行けず)
ケンジントン駅(ブライトリバー駅のモデル)
たくさんの青と、緑と、
PEIの柔らかい赤土。
どこまでも広大で、
素敵な島でした。
冬はマイナス30度にまで下がる島。
島の人にとって、気候の良い夏は
とても大事な季節なんだって。
だから、仕事もそこそこに、
家族と過ごす時間を
大切にする人が多いそう。
普段は都会に住みながら、夏だけ
PEIに暮らしたりする家族もいるみたい。
現地ツアーやってくれた彼女は、
高校卒業してすぐ、PEIの大学に入学して
こういうアルバイトしながら観光業を学び
大学でもそういう勉強してるんだって。
夢を叶えるためにがんばっている人って
キラキラしていて応援したくなるなあ
感動は誰かと共有した方が楽しいけど。
色んな人がいて、色んな生き方があっていい。
そのことに1番気付かされて、
刺激があるのは、1人旅だと思うし
ひとりぼっちも素敵だって、
やっぱりそう思う。