世界

旅に出ることが大好き 心疾患持ち看護師

ずっと謎だった

 

 

 

先日、呼吸機能検査と運動負荷試験

ホルター心電図の3検査を

同時に受けてきました

経緯としては、自分が結婚するんですー

と先生に報告したら、

妊娠に耐えられるとは思うけど

一応確認しておきましょうね

っていうことで。

結論から申しますと

心臓的には十分耐容できるという判断。

以下、詳細

 

 

 

期外収縮についてはもう、

20歳すぎぐらいからずっとで、

手術前後で増えたなーと思っていたのだけど

最近は少し落ち着いてて。

とは言っても自覚しない日はないんだけど。

ホルターとった日は1700発くらい。

多い日は自分の概算1万発ぐらい。

きっと妊娠すると増えるけど

まあそれはその時対処するしかないって。

 

手術室で働いていて、

開心手術の回数を重ねるというのは

具体的にどういう意味なのか

どういうことがリスクなのか

っていうことが、

実感としてわかるようになりました。

 

外科医は、どこからどこまでが

組織で、筋肉で、血管で、という

剥離作業をしなければならなくて、

それらが入り組んでいれば出血したり、

位置関係上、肺実質を傷付けたり

心臓そのものを傷付ける

ということもあるし

人工心肺に乗せることも、

肺、心筋、全身組織などなど本来ならば

かからない負荷がかかるわけで、

心内を操作するときには、どうしたって

心臓のどこかを切らなければ始まらない。

(つまり、刺激伝導系を傷付けている)

それが、回数を重ねたら

傷んでしまうということ

よく理解できました。

そして、実際、呼吸機能検査の結果は

拘束性換気障害 

【胸郭や肺の弾力性が低下し、肺が

十分に拡張しない障害 】

って・・

教科書とかで読んだことあったけど

自分がこの状態であることを

知らなかった!👈

これ聞いて思い出したんですが、

私24歳の手術前に、肺トレーニング的な、

ハッピーセットのおもちゃみたいなやつ

やってたとき、すごく体調悪かったんです。

吸えないなあ、って思っていたんですが。

何年前からっていうのはわからないけど

とにかくここ何年もずっと、

胸郭が狭いというか、呼吸が浅いというか

深呼吸をしても、し切れないっていうか

とにかく、吸えないなあって思ってて。

広がらない感じがあって。

運動不足なのかなあって思っていたけど

これに関しては開胸による障害

ってことなのだと、初めて知りました。

で、その肺の容量というか

胸郭の容量というか

そういうものは、

レーニングとか努力で

広がるものではないらしい。

肺も心臓も骨も筋肉もなんもかんも

くっついちゃっているし

傷ついているんでしょう。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ccm/39/2/39_103/_pdf

私は、MRのみっていう珍しい心疾患であって

フォンタンとかジャテーンとか

そういう心臓の形態そのものの手術を

受けているというわけではないので

この文献が全くあてはまる

というわけではないのですが、

この文献が、開心術による影響について

いちばん詳しく書いてあるかな?と。

 

 結果の続きですが。

負荷試験の結果は運動不足(筋力不足)。

つまり、

心機能としては問題ない。

胸郭の広がりは望めない。

足腰の筋力不足は否めないので

息が上がるほどの運動はせずとも、

体力はつけましょうよ

という解釈とさせて頂きました。

なので、ウォーキング始めました。

近所歩くだけだけど(笑)

ふつーに仕事してるだけでは

筋肉付かないのかあ〜〜

 

 

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こういうごはん好き。

(お店の)