術後初回外来
後になってこんな風に言うなんて、
私も心底性格が悪いなあというか、
心が狭いなあと思いますけど。
入院中の愚痴からスタートです。
入院初日、
もうすぐ手術のお話ですからって
言いに来た先生がいて。
私意地悪だから、名札見ちゃって。
ていうか、見なくてもわかるけど。
研修医かあ。って。
だけど、何の挨拶もなくて。
普通あるよね？
担当になりました○○ですとか
△△先生と診させてもらってますとか。
だから、その時点では
ただその場にいるだけの
医者かと思ったんです。(IC中寝てたし、、)
でもどうも違うらしくて。
なぜなら彼は、毎日病室に来る。
そして事情聴取のように質問をして、
帰っていく。1問1答みたいに。
いや、こちらが心を開かないから
進まないんだよね、ちょっとかわいそうか？
って思ったけど、
いやいや誰かわかんないし。
なぜ、誰だかわからない人に
詳しく説明しなきゃなんないんだ
って思い直して。(この時点で心狭い 笑)
手術の後も、朝8時頃に来て、
事情聴取して、去っていく。
入院中って不思議と、基本的にもう
どうにでもなれ的なところあるけど
私もね、一応女子なんで、
気にするじゃないですか。
諸々の処置とかさ。特に傷周囲は。
それを、よくわからない先生に見られたり
託すのはちょっと嫌なわけで。
それでもって、その先生はいつも
来るタイミングが悪くって。
私が嘔気と戦っているときだったり、
号泣しているときだったり。
(それでも、訊くことは
もちろんいつもと同じ)
たぶん先生は、気難しい患者だったな
くらいにしか思ってないだろうけど。
何が言いたいかというと、
挨拶って大事ですねってことで。
自分も気をつけようって思いました。
(前置き長すぎましたね。)
で、その先生に毎日訊かれた
(最後の数日はついに訊かなくなったけど 笑)
傷は痛みますか？という質問。
先生、、(昨日も言ったけどね)
傷は本当に1ミリも痛くないわけです。
だけどね、骨が痛いんですよ。
退院してすぐまでは肋骨周囲だったのが、
そこは気にならなくなったものの、
胸骨柄から鎖骨から、胸鎖乳突筋から
まさにこの図のようなループで痛くなる。
このどこかに負荷かけると痛い。
胸骨柄に関しては、熱さえ感じてきたよ
というのがここ2、3日の悩みで。
今日ちょうど受診(心外の主治医)で、
WBCがちょっとですが上がっていて、
思い当たるfocusがそこぐらいか？
ってことでCT撮ってみたけど
特に目立って気になるところはなく。
でもちょっと腫れっぽい？ 赤っぽい？
押してみようってことでぐりぐりされ
ぐりぐり。ぐりぐり。いってえ。笑
針刺してみよう。ぐりぐり。
ちょーっと膿っぽいの出てきた。
で、何本か針刺して抜いて終了。
培養出してたけど、何も出ないだろうな。
おそらくCT撮るほどのことじゃなかったけど
念には念をってことで。
もし炎症だとしても、
表面だけで終わらせたいからね。
1週間抗生剤内服＋ゲンタ塗布で
また来週受診です。
しかし、変わらず痛い。笑 アレ？
関係なかったのかな、
単なるその辺一帯の痛みなのかな。笑
きっと、星のせいじゃない。
なんか急にメンタルが。
って日ありますよね？
ないですか？そうですか。
私もね、ほとんどないんですけど
ここ数日はちょっとそんな感じで。
最近は全然映画観る気にならなかったけど
久しぶりに、家にある映画観ました。
きっと、星のせいじゃない。
ところどころ、観るの後悔するぐらい
悲しくて、苦しいけど、最後には
明日もがんばろうって思える。
そういう不思議な映画です。
明日は受診ですが、何が心配かって、
心外外来は午前なので、
起きられるかどうかってことですね。
あー鎖骨痛い。
POD14
2週間経ちました。
やはり肋骨と肩甲骨が痛い。
どこかをかばうとどこかが痛む。
胸郭って籠状なんだなって思いますね。
人間関係もそうですけど、
身体の中でも、助け合って生きてるんですね。
しみじみ。。笑
退院してから非常に疲れます。
急に限界が訪れる。
で、限界のときの限界具合がすごい。
急にヨボヨボになって
ベッドに横になるしかなくなる。
さっきまでルンルンだったのに
急に悲しくなったりする。
振り幅がすごい。
日中動きすぎなんだと思う。
(改善する気はなし。笑)
傷に関しては、また追々。
ドレーン抜去したとこのかさぶた、
気になっちゃって、、とっちゃいました。
(きれいに治したい人は、
かさぶたはとっちゃだめですよ。)
かさぶたってなんであんなに
気になるんですかね、、
スパで癒されたい
こういうとこって、いつぐらいから
行っていいのかな。
やっぱり骨がついてから？
POD11
どうしようかな。退院したけど
いちおう2週間までは記録しよう。
帰ってきて、やっぱりお家のほうが
気を遣ったりしないし
自然に色んな動きをするので
良いリハビリになると思います。
肋骨全周と肩甲骨の筋肉痛←湿布
胸骨と傷上部のぴりぴり←ステリ
(勝手に貼ってます。
良い子は真似しちゃだめですよ。)
Aライン抜去したとこのしびれ←放置
時々の期外収縮←放置
などなど。このように細々言えば
ありますが、概ね元気です。
ちなみに帰ってきて最初にしたことは、
聴診です。あんなにうるさかった
雑音がなかった！すごい！
さらにちなみに言うと、
とても調子の悪かった1月の健康診断で
健診センターの内科医に、
雑音なしと言われました。
すごい！どんな耳！
って思いました。(性格悪い 笑)
健康診断が大丈夫だったからって
安心しないで下さいね、
自分が感じる症状を、1番信じて下さい。
とりあえずは、病院と似たような生活
(3食ちゃんと食べる)しつつ、
リハビリと称して、暇な間にできることを
ちょこちょこやっていきます。
荷物片付けに、半日ぐらい割き
(いや、今も終わってないけど)
買い物に行ったらもう頭痛&疲れましたが
息が切れないってすごい！！(何回言うんだ)
しかし、まだまだ寒いですね。
二郎
機械弁か生体弁かの選択の話。
(それぞれのメリットデメリットの説明は
割愛させて頂いてます。)
未来に期待する話。
まず、前置きを。
私、ほんとだらしないんです。
遅刻魔のくせに急がないし、
すぐに物なくすし、忘れるし。
前回も生体弁だけど、
抗血小板薬は飲んでませんでした。
理由は、私の怠薬です。
高校生ぐらいのとき先生が諦めました。←
でもなぜかいつも血小板が
絶妙な感じで少なめなので、(12万前後)
自分の体が、自然にうまいこと
やってくれているんじゃないかと思いました。
(なんの根拠もありません、
ただそう思いたいだけです 笑)
以前、韓国ドラマに外科医ポンダルヒ
っていうドラマがあったんですが
医療ドラマとしても完成度が高いし
(ん？ってとこ、ないわけじゃないけど)
何より、最終回あたりの主人公の苦悩が
とても共感できるものがありました。
ドラマの中ですけど、彼女は結局、
機械弁で、ワーファリンを飲みながら
外科医というハードで不規則、危険な仕事を
続けることを決めました。
かなりの決意が必要だったと思います。
本当はそんな煩わしい薬を使わなくても
生活できるのが理想ですよね。
1番理想は生体弁くらいの適合性があって
機械弁くらいの寿命がある弁。
子供だったら、成長に合わせて
サイズが変化する弁。(以前、ドラマで
ガウディ計画ってありましたよね。)
せめてワーファリンに代わって
半減期が3日とか長くあって
安全に使える薬ができればいいのにな。
TAVIとか、一部の患者さんにもう
適用され始めていますけど、
どの弁置換も、誰でも
カテーテルで治療できたら良いですよね。
心臓手術は安全に行えるようになった
とは言え、絶対ではないし、
やっぱり侵襲が大きいと思うんです。
でもこの10年でも色んな面で
医療が進歩しているなと感じたし、
医者も医療機器開発者も、薬剤の開発者も
再生医療の研究者も、日夜、
医療の進歩のために励んでくださっている
と信じているので、
希望を持ちたいなと思ってます。
で、話は戻して私がどっちにしたか
という話ですが。
前置きに書いたように、すぐ忘れるので
飲み忘れしそうで怖いのもあるし、
まだ24歳で、望みがあるなら、
妊娠出産のことを考えると
迷わず生体弁でした。
先生も、それで良いと思う
って言ってくれたし
次の手術に備えての処置は
最大限して下さるということだったので。
なので当面の間はとりあえず、
二郎と仲良くしていきます。
(名前付けてみた)
今回の入院で、働き方とか、人生とか
本当にやりたいこととか、色々考えました。
結論は、出た気がします。
ディズニー、1年超ぐらい行ってないなあ
誕生日前後には行けるといいな
